ゲーム開発者が偉ぶるブログ

ゲーム開発のビジネスやマネジメントについて日々思うことをあれこれ偉ぶって書き綴ったもの。

ゲームエンジンが使えれば?

Unity5やUE4といったゲームエンジンの採用が増える昨今(しかもUE4にはブループリントという、ノードベースのエディタが存在する)、新卒のプログラマにどこまでのプログラミングスキルが求められるのかみたいな話が頻繁に話題に上っているように思う。

でも実際にゲームエンジン上で開発していると、結局プログラムや描画の中身をある程度知らないと、どういう手法が選択として最適なのか、また無駄が発生しているのか、改善できるのかに繋がらないというのを感じる。これはアーティスト職も同様で。プロファイラが充実していてもそれを扱ってグラフィックアセットを改善するには結局色んな機能がどんなことしているのかという中身を知らないと話にならないのだ。

「それはプログラマに任せたら良い」「リードだけ詳しければ良い」と思って作業者に徹していると、30代40代になった時に「使えないオッさん」になっていることだろう。