ゲーム開発者が偉ぶるブログ

ゲーム開発のビジネスやマネジメントについて日々思うことをあれこれ偉ぶって書き綴ったもの。

ペルソナ5の実況禁止について

アトラスの作品の中でもストーリーがプレイ動機に大きく寄与し、ネタバレが致命的な内容になっているタイトルは、ゲーム実況に対して何かしら自粛を求める動きを見せてきた。
「キャサリン」で終盤の実況動画の自粛を求めたのが始まりだったように記憶している。

アトラス作品では無いが、同様のものに「ダンガンロンパ」がある。
ダンガンロンパスパイク・チュンソフト販売だ。
スパチュンは「えどさん"&ふみいち」とガッチリ組んで実況媒体を宣伝に活用するなど、どちらかというと実況文化を有効に活用しようとしている企業だ。
それでも、ダンガンロンパは推理モノであり、そういったネタバレによりプレイ動機が一気に失われるようなタイトルに対しては実況の自粛を求めていることが分かる。
ダンガンロンパシリーズは1章のみ実況を公認、以降は自粛を求めていたりする)

さて、今回「ペルソナ5」ではオープニング以外の実況、SNSでのネタバレを固く禁止しており、ニコニコ動画や生放送での実況に対してはアカウント停止措置が行われているという話だ。

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適材適所について

適材適所というのを痛感する時がある。

例えば、前のプロジェクトでは「頼りない」という印象だった人が、新しいプロジェクトで担当箇所が変わり水を得た魚のようになり力を発揮して活躍することがある。

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部屋の中の象問題?

こんな記事を読んだ。

http://shogonu.tumblr.com/post/150304664517/人が集まるところには必ず発生する問題それが家の中の象問題家の中に象がいたら誰でも何で象がいる

プロジェクトに対してのスタッフの事なかれ主義な面について取り上げられている。

これは「人間関係を壊すから」の一言では表せない。
その環境に問題は山のようにある。

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ゲーム開発の職人はどこへいくのか?

例えばスーパーファミコンSFC)の時代。
プレイステーション(PS1)やプレステ2PS2)の時代。

この頃は、職人が沢山いた。
グラフィックデザイナーであれば、SFCではドッターが。PSではローポリモデラーが。

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守りに入ると悪いのか?

ゲーム業界は技術も情勢も目まぐるしく変わるため、変化への対応力が無いと取り残される‥という危機感を抱く人は多いように思う。

なので、業界歴が長くなり新しいことへの挑戦に対して抵抗する人を「守りに入る」と表現して批判する意見をよく見かける。

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Uncharted 4 について思うこと

「Uncharted 4」をクリアまで一通りプレイして思ったことを書いてみる。
ただ絶賛するだけの声が多いので、逆に気になった部分を主に取り上げた。

 ※ほんの少しだけネタバレがあるのでご注意

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