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ゲーム開発者が偉ぶるブログ

ゲーム開発のビジネスやマネジメントについて日々思うことをあれこれ偉ぶって書き綴ったもの。

部屋の中の象問題?

こんな記事を読んだ。

http://shogonu.tumblr.com/post/150304664517/人が集まるところには必ず発生する問題それが家の中の象問題家の中に象がいたら誰でも何で象がいる

プロジェクトに対してのスタッフの事なかれ主義な面について取り上げられている。

これは「人間関係を壊すから」の一言では表せない。
その環境に問題は山のようにある。

まず、そもそも日本人特有の性質として、環境側が気を配らないと何処でもこの状況になりえるように思う。

良く言えば「奥ゆかしさ」とでも言うのだろうか。和を尊び空気を読む。自己主張は控えめで意見をはっきりと述べたりとことん議論する経験をあまり経ずに人生を歩んできている人も多いのでは。それが日本人。

(コミュニケーションスキルの土台成城の面では、親の共働きや一人っ子が増えているのも気になるところ)。

誰も意見を口にしないのに、アンケートを募集したり個人面談を行えばボロボロ意見が出るのも当然のことだ。

これは単なる前提条件なのでは。

理由もある。

プロジェクトに対して責任を追っていないというのもあるだろうが、プロジェクトの成功が彼らの成功ではない状態なのだろう。

自分の職務さえ果たせば、よそで問題が起こっても…別に構わないと思っている。

そのチームはゴールをちゃんと明確にしているのか?問題がある状況だとスタッフは感じている中、なぜ上層は気付いていないのか?

それから、意見を言いやすい環境が作れていない。自由にディスカッションでき、アイデアが採り入れられ、それが評価される環境になっているのか?

 

それだけではない。

単純に、今遂行している業務に直接支障が無いから頭では気になっていたとしても問題を放置してしまうのだ。

例えばあなたはトイレの清掃を言い渡されているとする。トイレのすぐ外で見知らぬ酔っぱらいが壁に寄りかかって寝ているとする。
清掃には支障が無ければスルーして清掃を始める人も多いだろう。もしかしたらそれを放置することで他のお客様とのトラブルに発展して大変なことに繋がるかも知れなくてもだ。わざわざ首を突っ込むだろうか。

しかし酔っぱらいがトイレの中で泥酔して寝転んでいれば、やむを得なく通報したり介抱したりするだろう。業務を遂行できないからだ。

「清掃するだけがあなたの仕事ではないのだ。大事なことはお客さまが快適な空間にすることなのだよ」「そのために君に何ができるのか、常に考え提案して欲しい。私はそれを求めているし期待してるんだ」というゴールや使命についてちゃんと説明・共有を行っていて、スタッフがそこに納得の上で働ける状態になっているのかが重要なことだと感じている。

 

家の中に象がいる状況を許す家主、象に気付かない家主、気付いている住人に相談さえされない家主。

全て家主のせいとは言わないが、それはどうなのか。

 

人間の性質を変えるのは難しい。

それを指摘するだけでは生産際はない。

この話は職場環境に問題があるのではと感じる。