ゲーム開発者が偉ぶるブログ

ゲーム開発のビジネスやマネジメントについて日々思うことをあれこれ偉ぶって書き綴ったもの。

中国のテンセントという会社について

中国にテンセント(Tencent)という会社がある。

現在、世界で最もユーザー数が多いオンラインゲームとして知られる「League of Legends」を開発・運営しているのはアメリカにある「Riot Games(ライアットゲームズ)」社である。

また、マイクロソフトハード向けのゲーム「Gears of War」シリーズの開発や、ゲームエンジンUnreal Engine」を開発・販売しているのはアメリカの「Epic Games」社である。

この2つの会社を買収して親会社となっているのがテンセントだ。

UE4は採用実績タイトルがどんどん増えており、日本国内の有名タイトルでの採用事例も増えている。「ストリートファイター5」や「鉄拳7」のみならず、「キングダムハーツ3」や「ドラクエ11」や「FF7リメイク」での採用発表もあり、業界を湧かせたのは記憶に新しい。
今後も益々普及を続けてゆくと思われる。

そう考えると、ゲーム業界では今世界で最もブイブイ言わせているのはテンセントと言っても良いのかも知れない。

 

●「League of Legends」について

2014年の話だが「月間6700万アクティブユーザー数」というのは化け物だ。

参考までに国内有名タイトルの例を挙げておこう。

こちらはスクエニFF11DQ10・FF14の合計で100万人という話だ。
いかにLoLのプレイ規模がとんでもないかが分かる。
(とは言え基本無料のLoLと月額課金のスクエニMMOとそのまま比較はできないが)

ちなみにアクティブユーザー数と会員登録数とは別物ではあると思うが、ここはイメージするため単純に100万人が月額1000円を払っていると考えると、毎月10億円の売上があるということになる。年間120億。運営費も人件費とサーバー関連の費用とが馬鹿にならないとは思うが、国内では十分にすごい規模でもあると思う。

他にもいくつか気になる記事を貼っておく。

 

テンセント。今後、注目しておきたいと思う。