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ゲーム開発者が偉ぶるブログ

ゲーム開発のビジネスやマネジメントについて日々思うことをあれこれ偉ぶって書き綴ったもの。

起業するということを考えてみる 1

ビジネス・起業 職場環境 マネジメント

今までずっとサラリーマンだった自分が、起業というのはどういうことかを考えようとしても普段から特に何も調べていないのと想像力の欠如であまりうまくイメージできない。

そこで、起業するということがどういうことなのか考えてみる。
ここでは個人事業主となるのではなく会社を設立するという方向で。

まずはお金について。

サラリーマン時代にコツコツとお金を貯めて1500万円の貯えができたとする。
その貯金の内1000万円を元手にフリーランスに毛が生えた程度の状態で株式会社を起業したとする。話がややこしくなるので銀行からの融資も受けないとする。
職場はとりあえず自宅(登記可能な環境)だとする。
(今はバーチャルオフィスもありますね)
そしてスタート直後の1人だとフリーランスと同じような状況かも知れない。
会社設立といっても20数万円ほどで登記が可能だそうだ。
そして毎年、法人住民税の均等割がかかる(資本金が1000未満なら7万・超えるなら18万)。必ずかかる負担はそれだけだ。

あとは会社の利益が出て、そこから従業員の報酬を払った後に残った額に対して約30%ほどの法人税がかかると。従業員に対しては報酬に交通費や賞与や住宅手当、会社負担分(半額)の厚生年金などかかると。

さて、1人だけで設立した場合は実際にはしばらくは本人1人でアウトソーシングの形で仕事を請け負って地道にやっていくかも知れないが、もう少し大きな仕事を受けたり受注可能な領分を広げたりと「事業拡大」したくて、開発経験者のスタッフを2名雇ってみたとする。
そして「今はまだ小さい会社だから」と月の報酬を25万円で我慢してもらったとして、そうすると2人で50万円を毎月支払うことになるとする。
(ここでは会社の維持費や人件費にかかる諸々の費用は考えずシンプルに給与のみで考える)

もちろん事業主本人も生活がある。月30万は役員報酬としたいところだ。
すると3名で月80万が報酬の合計支払い額になり、会社に全く収入がないとそれだけで1年ほどで資本金の1000万円は底を尽きてしまう。
なので当然それ以上は稼いでいかなくてはならない。
加えて、スタッフの働きぶりに応じて報酬も少しずつでも上げていかないと不満が出るだろう。額そのものよりも「あなたをこれだけちゃんと評価していますよ」というアピールが大事だろうと思う。
少人数であるほど、突然辞められた時にリカバリーが効かずに窮地に立たされることにもなるだろうから、スタッフへの配慮も重要そうだ。

そして仕事もずっと途切れずに丁度良いボリュームで受注し続けられるなんていうことはないだろう。超大型プロジェクトで大手パブリッシャーへ出向にでもならない限り。
とは言え、仕事の話が沢山来たタイミングで無理に引き受ければ大変なことになるのは自明の理。急遽、短期で人を雇うか(機材も増やさないと対応できないが)、どこかへ一部を委託(孫請け)するか‥。

という訳で、役員と従業員の報酬分だけでも年1000万以上は会社の収入が必要ということになる。
これに加えて維持費やら手当やら色々加えると、もっともっと稼がないといけない。

基本的にはこんな感じだろうか。

実際には、資本金を1000万円以上に設定すると初年度から消費税がかかるとか法人住民税が多くなるとか色々あるようなので、最初の2年間は1000万円を超えないようにすると良いのかな。